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イタリア旅行#6:ローマ到着

1/2/2009-Fri

やっと機内のオンデマンド機能が使えるようになりました。
ゲームもできますが、やっぱり映画がメインでしょうね。
メンテがいい加減な割にはメニューが豊富で、日本の映画「ハッピーアワー」も見る事ができ、他にも人気の映画が日本語吹き替えで見る事ができました。
でも、どの映画も集中して見る事ができず(いつものことですが)、寝たり起きたりでどれも中途半端。

そんなこんなで12時間強のフライトも終わりに近づき、ようやく同日19時頃にローマ、フィウミチーノ空港に到着しました。



イタリア初上陸!

初めてのイタリアに遂に足を踏み入れました。
そのままゾロゾロと出口へ向かいます。
私たちはパックとは言っても、ほとんど個人旅行と変わらないので、係りの人がついて回ることはありません。
自分達で税関を通り、入国審査へ向かいます。
空港内の雰囲気は、夜ということもあってなんとなく薄暗い感じでしたが、夜の便で着いた人たちでごった返していました。
しかもちょっと古いかなぁ・・・ 新しい感じはしませんでした。

今回、ユーロ圏初入国なので(統合する前は行ったことありますが)、入国審査はどんなことを聞かれるのだろうかとドキドキしながら列に並んでいました。
イタリア語でいろいろ聞かれたらなんて答えたらいいんだろうとか・・・
今まで散々行ったイギリスやカナダは、しつこいくらい根掘り葉掘り入国目的や滞在先、滞在期間を聞かれたこともあったし、答えようによっては別室送りになることもざらなので(私はその経験はありませんが)、緊張していました。
ガイドブックによれば、ほとんどノーチェックというのも読んだ気もしていたのですが。
ここでも個人旅行とまったく同じで、現地係員はいないので自分達で通過します。

列が進み、私の番が回ってきました。
審査官は男の人です。
が! なんと誰かと電話しながらほとんどパスポートのチェックなんかしないじゃないですか。
適当にパラパラとめくってスタンプ押してお終い。何も聞かれませんでした。
スタンプ押してくれただけ良いのか。陸路で入るとスタンプすらないですからね。
あまりにもイタリアンな対応に拍子抜け。
これでは、入国管理はザルですね。イギリス、アメリカ、カナダの厳しさに比べたら、雲泥の差です。

次に旦那の番でしたが、ちょっとしたトラブルが・・・
どうも私と旦那のパスポートが入れ替わっていたらしい。同じケースに入れていたので間違えて持っていたようです。

どうにか入国審査を終えて、次はバゲージ・クレームへ。
ところがなかなか荷物が出てこない。
同じころに着いたのであろう、モスクワからのアエロフロートと同じコンベアに乗って出てくるようなのですが、後から来たアエロフローとの荷物ばかりが出てくる。
我々のアリタリアはどうなってるのだろうか・・・
しかし、モスクワ帰りの人たちは年末年始に何しに行っていたのだろうか。
里帰りしてたのかとか、単に遊びに行っていたのかとか、いろいろ想像してました。
イタリアの兵士たちもどこからか帰ってきたようで、迷彩服姿のたくさんの男女が荷物を待っていました。

荷物が出てくるまで交代でトイレに。
イタリアで初トイレです(何のこっちゃ(^^;)。
ここでちょっとびっくり。どこを押して流すのだろうとちょっと戸惑っていたら、壁にでかいFlush Buttonがあるではないですか。
優に25cm×15cmくらいのでっかいボタン。これなら押せないとういことはありえないでしょう。
今まで、いろんな国のトイレに行きましたが、こんなに大きなボタンを見たのは初めてでした。
しかし、これからトイレでこんなにも苦労することになるとはこの時はまったく想像していませんでした。
(今まで私が各国で体験した中で最悪のトイレ事情でした)

彼らの荷物の大半が出終わったところで、ようやく我々の荷物が出てきました。
さすがに成田からの直行便だから、ロストはありませんでした。
荷物を受け取ると、旅行会社から言われていた、現地の係員に会わなければなりません。
この時到着して既に1時間が経っていました。出発前にもらった説明書によると、到着後1時間半までなら待っているとのこと。
この人が全てのバウチャーと帰りの集合時間、集合場所の情報を持っているので、何としても捕まえなければなりません。

出口へ出ると、迎えの人達と到着した人達でごった返していました。
時間は既に8時を過ぎていました。
人ごみをかき分けてようやく我々の案内人が見つかりました。すぐにバウチャーなど全て入った大きな封筒を受け取ります。
目立つプラカードを持っていてくれて助かりました。
係りの人はパキスタン系の方のよう。
なかなか気さくな感じの方です。
この日この旅行会社のツアーで到着したグループは5組程度だったでしょうか。

この中の1人の男性の方(日本人)がスーツを着ていて書類をきちんとケースにしまっていたし、立ち振る舞いが手馴れた感じだったので、本物の係りの人が見つかるまでてっきりこの方が現地係員の方かと思っていたら、ツアーの参加者の方でした。危うく質問をしてしまうところでした。いろいろな人がいますね。
by ts7dz | 2009-01-30 00:41 | ├イタリア旅行2009