【祇園祭】山鉾建(前祭) 2014-7-10

2014-7-10

今年はこれほどゆっくり丁寧に祇園祭を見ることができるのが最後になりそうなので、山鉾建から見てみようと思い、台風が近づく雨の中行ってきました。

「山鉾建」とは祇園祭の宵山や山鉾巡航で練り歩く山や鉾(山車)を組み立てる神事のことです。

今年は49年ぶりに前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)の2回に分けて、宵山と山鉾巡行が行われることになり、この日は前祭の山鉾建の初日でした。
山や鉾は、市内中心部にある各山鉾町(町内会のようなものでしょうか)がそれぞれ持っている山車のようなものです。

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33基ある山鉾の中でも最大級の月鉾(つきほこ)。月鉾保存会の看板が見えます。ここは月鉾町と言います。Googleマップでもわかるように、ちゃんと町名になってます。

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こちらは函谷鉾函谷鉾町です。

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これは鶏鉾(にわとりほこ)。池坊短期大学の前に建てられてます。ここは鶏鉾町

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こんな風に、足場の基礎の石がが道路に埋め込まれています。

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これは山鉾の中でも一番人気であり、毎回必ず先頭を行く長刀鉾(なぎなたほこ)。そしてここは長刀鉾町
交通量の多い四条烏丸の交差点近くに建てられているせいか、いつも人だかりができています。
そして東横インの真ん前に建てられているので(^_^;)、人通りや騒がしさを気にしなければ、宵山が終わるまでここに泊まるといつも長刀鉾を見られると思います。

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長刀鉾も道路に基礎の石が埋め込まれ、大きさも最大級のためか道路に穴もあらかじめ開けられています。


このように宵山、巡行に向けて山や鉾が組み立てられていくのですが、これらは一切釘を使わずに縄だけで組み上げられていくんだそうです。適宜資材や装飾品などは補修したり新調されたりするそうですが、1000年以上も続く祇園祭のこと、長く使い続けていくためには釘などを使っては傷んでしまうので、縄で組み上げるのだそうです。

ちなみに、7/10頃から山鉾建が始まると、7/24の山鉾巡行が終わるまで交通規制がかかり、沿道のバス停も使用が停止されたり移動されたりします。
最も交通量の多い通りの一つの四条通には、長刀鉾、月鉾、函谷鉾の三大人気鉾が建つため、4車線の通りの一部が2車線になったりして、普段でも渋滞が激しい通りがさらに渋滞が激しくなります。
そのため、祇園祭期間、特に宵山や山鉾巡行の期間は店や会社によっては交通規制で車が入れなくなったり、山鉾町の一員として祭に参加するので仕事にならなくなるため、休みになるところもあるようです。町会所になっていたのか、臨時休診になっている個人病院も見かけました。

市内中心部は祭期間中、道路も非常に混雑するので、車やバス移動する場合は少し考えないといけないです。
電車は普通に動いているので、電車移動ができるところは電車で、それ以外は徒歩や、時間がかかるのを覚悟でバスに乗るようになります。
この日も、10時前に着くようにと思ってバスで四条通まで出たのですが、四条通の途中から渋滞が激しくなり、バスで5分ほどで行ける距離が30~40分かかるとアナウンスがあり、途中下車して歩いて目的地まで行きました。歩いても10分程度の距離なので、歩いたほうが断然早いです。
途中、降りたバスを追い越してしまいましたし(^_^;)。

続く・・・

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by ts7dz | 2014-10-27 00:36 | 京都の風景 | Comments(0)