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最近の若者は・・・と言われて久しいが

ちょっと辛口なので、読みたくない人は飛ばしてください。





今朝、通勤途中の地下鉄で男性が電車とホームの間に落ちて抜けなくなる事故に遭いました。
車体が人で重くなり、なかなか抜けないのでその車両の人を降ろして駅スタッフと降りた乗客たちが少し軽くなった車体を押して助け出すことができた。
定かではないですが、残念ながらその男性は足を折ってしまったようです。

でも、私はちょうどその扉のすぐそばに座っていたのですが、私のそばに座っていた若者たち(おそらく20代半ばくらいのビジネスマン)を含め座っていたかなりの人たちは降りることすらしなかった。私は終点まで行くので座っていましたけどもちろん降りましたよ。数駅待てばまた座れるのがわかってましたから。

その駅から2~3駅過ぎれば朝のラッシュの時間帯でもガラガラになるくらい降りてしまうのに、まるで自分は関係ないと他人事。そのわずか数分を座っていたいがために降りなかったのか、降りるまでもないと思ったのか私にはわかりませんが、そういう雰囲気は凄く感じられました。当然彼らの多くはその数駅先で次々に降りていきました。
駅スタッフはその車両の乗客に降りるように言っていたはずで(全員とは言っていなかったと思うが)、確かに全員降りればかなり軽くなるからその方がいいに決まっているが、一刻も早い救出を考えると時間を優先するなら、少なくとも近くにいた人たちは全員降りるべきだと思った。

たまに妊婦さんが立っていたりしてもお構いなしですし。実際、義妹も妊娠中、妊婦さんマークを付けていても通勤電車で席を代わってもらったことなどあまりなかったと言ってました。
私も遠出をする時や通勤時には杖を持って出かけていますが、比較的すいていても席を代わってくれるのは10回くらいに1度あればいい方です。
特に都心の通勤電車などでは気持ちがすさんでいるのか他人がどうなっていようと自分が第一という雰囲気が満ちています。
仕事が辛いのはわかります。程度はあれどみんな楽している訳ではないのですから。

最近の若者は・・・と言われて久しいですが、若者だけでなく特に男性のビジネスマン(年齢問わず)が自分中心に行動しているように思えて仕方がありません。全員とは言いません。中には親切な人もいます。
でも、そういう人たちの多くは逆の立場になって初めて人の親切のありがたさを感じるのかもしれません。
by ts7dz | 2009-07-11 00:02 | Daily Life